まだ2019年を迎えたことに実感が沸かない音楽監督の(み)です。2018年の後処理が終わらない……!
そんなこんなで2018年12月28日(金)、あきすい!の第3回定期演奏会でした。
「第1回と第2回は3月開催だったよね?」という定期とはいったい……というツッコミも聞こえてきますが、主催する側が定期と言い張っていればそれは定期演奏会なのです!!
(約)1年越しのプロジェクト!
ホールをご自身で予約された経験のある方はご存知かと思いますが、通常公営のホールは1年くらい前から予約を受け付けており、つまり1年前からいろんなことを見据えて計画しないとホールは予約でいっぱいで埋まってしまうので通常1年前には予約をしていなければいけません。
1年も前から演奏会の詳細が決まっているかと言われるともちろん全然決まっていないのですが、それにしたって「12月に入ってから100曲メドレーの内容が決まる」とか、それどころか「演奏会の1週間前にようやく曲目がすべて決まる」とかもうちょっとどうにかならんかったのか!という気がしますね(ブーメラン
当日朝!ゲネプロ!
リハーサルについては凧上げくんが書いてくれた記事を見ていただくとして、当日についてのお話を。
当日は朝9時から集まり、まずは会場である杉並公会堂内にあるグランサロンというところでゲネプロ(通し練習)を行いました。
今回の目玉というかもはやラスボスとして君臨していた「あきすいの!アニソン100曲メドレー」ももちろん通したわけですが、これひとつ通すだけで60分時間が過ぎるので終わる頃にはみなさんへろへろ。
午後からは移動して本番の会場である杉並公会堂大ホールへ。照明や録音、撮影機材の仕込みをしながら(これらのスタッフも当団の団員が行っています!)会場の響きに合わせた最後のバランス調整を行いました。
プレコンサート開演!
17時から、クラウドファンディングでご支援いただいた方々のみを対象にしたクローズドなプレコンサートを実施しました。
曲は、支援者の方々からリクエストのあった
- まもりたい ~White Wishes~(テイルズ オブ グレイセス)
- ロキ(鏡音リン)
- アスノヨゾラ哨戒班(IA)
- DAYS(交響詩篇エウレカセブン)
- 月時計〜ルナダイアル〜(東方Project)
以上5曲と、同じく支援者の方々リクエストのあった楽曲をまとめてメドレーにした
- クラウドファンディングメドレー
を演奏しました。ご支援いただいた多数のみなさま、本当にありがとうございました!
いよいよ本公演!
17時40分ごろにプレコンサートが終演したのもつかの間、18時半からは本公演が始まります。
同人イベントやネット通販でしか買えないということもあってなかなか気軽には入手しづらいあきすい!の同人CDや楽譜などもこの日はロビーで物販ブースを設けて販売しました。
舞台袖では第1部に乗るメンバーたちが開演を心待ちにしながら待機しています。
開演!
まずは第1部に「響け!ユーフォニアム」のスピンオフ映画「リズと青い鳥」のコンクール自由曲として演奏された「リズと青い鳥」を全楽章演奏しました。
あきすい!の最初の活動は「響け!ユーフォニアム」の主題歌最速収録からスタートしたので、もうすぐ設立から5年を迎えようとしているタイミングで原点にかえったつもりで大切に演奏しました。
第2部では20歳未満で編成された「秋葉原区立すいそうがく部!(通称:あき部!)」の一期生のお披露目。「MIRAI TICKET(ラブライブ!サンシャイン!!)」「シュガーソングとビターステップ(血界戦線)」「三日月の舞(響け!ユーフォニアム)」の3曲を演奏しました。
「MIRAI TICKET」と「シュガーソングとビターステップ」の2曲はもともとあきすい!のためにアレンジされた楽譜で中高生が演奏することを考慮しては作られておらず、また「三日月の舞」はみなさんご存知の通り大変な難曲で、つまり中高生にとっては難曲しかないステージでしたがみんなバッチリ演奏していました。あき部メンバーだけでは足りなかったパートはあきすい!団員も補助参加しましたが、あき部メンバーに紛れ込むためか(?)このステージだけ制服風コスプレで参戦していた団員も……(笑)
続く第3部ではプレコンサートでも演奏した「クラウドファンディングメドレー」に続き、今回のメインの「あきすい!のアニソン100曲メドレー」を演奏。日本のアニメ史を振り返るようなメドレーで、昔のものから今のものまで、国民的アニメから深夜のアニメまでありとあらゆる名作アニメを演奏いたしました。
アンコール!
最後は第1回の定期演奏会と同様に、お客さんを壇上に招いて「DREAM SOLISTER (Wind Orchestra Ver.)」を演奏!
総勢何名いたのかもさっぱりわからないくらい舞台上ぎっしりとした状態で演奏しました。こうして楽器さえあれば集まって、何人でも演奏できるのは吹奏楽ならではの魅力ですね。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!
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